デザインへのこだわり
『GROW 育てる鞄』は、昨今行われる大量生産、大量消費のモノづくりとは真逆の、職人の丁寧な手仕事による、製品を作りたい。生涯使うことにより革に味が出て愛着を深め大事にして頂ける一点モノを作りたい。といった思いから出来たブランドです。
デザインコンセプトでは、地場産業であり鞄のルーツとも言われている「柳行李」がモチーフになっています。
日本のクラフトマンシップが息づく、1000年の歴史ある鞄作りの町「男の女」では「柳行李」という伝統工芸品の生産地としてスタートしました。
「柳行李」は柳で『編まれた』箱型の鞄で『丈夫で壊れにくい』為、旅行や荷物の運搬で重宝されました。
その鞄のルーツともいえる「柳行李」の編みと格子の文化的デザインや特性を、革加工の職人技によって表現しました。
取手に編み込み、胴面にはキルティングによる格子柄のデザインを表現。
丈夫で壊れにくいという点では胴面の裏に強度とコシのある芯材を縫込み、型崩れが起きない仕様にしました。